和名:ヤブヤンマ
学名:Polycanthagyna malanictera
大きさ:約 80 mm (腹長 65 mm、後翅 55 mm)
採集できる季節:5〜9
採集できる場所:奈良教育大学のビオトープで採集されました。
説明:この写真は♀の写真です。林の水たまりなどに、発生(はっせい)します。夕方によく飛んでいるのがみつかりますよ。

本州(ほんしゅう)、四国(しこく)、九州(きゅうしゅう)、屋久島(やくしま)、種子島(たねがしま)、奄美大島(あまみおおしま)、沖縄(おきなわ)でみつかります。

かたちの

とくちょう

  • 大型種(おおがたしゅ)です。オニヤンマ(学名:Anotogaster sieboldii)よりは、2cmくらいちいさいです。
  • 未熟(みじゅく:おとなになるまえ)な♂や♀は、きいろが地色(じいろ)ですが、成熟(せいじゅく:おとなになった)した♂は、きみどり色にかわります。
  • 胸部(きょうぶ:むね)は、くろ色、で、翅胸前面(しきょうぜんめん)に、一対(いっつい)のはばひろいきみどりの帯(おび)がある。
  • ♂の腹部(ふくぶ:おなか)は、ほとんどくろ色で、3〜7節(せつ)にちいさなきみどり色の紋(もん)がある。8、9節がくろ色で、10節目に黄色のおおきな紋(もん)があります。
  • ♀では腹部(ふくぶ:おなか)の7節(せつ)まできいろの紋(もん)がありますが、最後の3節は、真っ黒である。
さんこうに

した本

原色昆虫大図鑑III 北隆館

日本産トンボ幼虫・成虫検索図説 東海大学出版会

小学館の図鑑NEO昆虫 小学館